誰かに、教えたくなる本
「先生、この本知っていますか。」
この一週間の間に、ジュニア・漫画・クリエイトのそれぞれ違う生徒さんが、聞いてきました。
どの本も知りませんでしたが、機会があったら、ぜひ手に取ってみたいなと思っています。
レッスン中に話してくれる、自分が好きな本や映画などの話、学校や友達ではやっている遊びの話。
そのお子さんや、その世代が興味を持っている事が分かるので、とても面白いものです。
何より、自分が好きな事を教えてくれる、その気持ちがたまらなくうれしくなります。
私も、好きな本をよく人に教えます。
好きな本はいろいろありますが、どの年代にもお薦めできるのは、絵本の「よるくま」(偕成社)です。
売れている本なので、読まれた方も多いのではないでしょうか。
主人公の男の子が、夜中に家へやって来た、よるくまのお母さんを一緒にさがすお話です。
短い文章の中に、作者のやさしさと大事な人への愛情が感じられます。
分かりやすく・美しく・温かい絵が、読者を、作品の世界に気持ちよく運んでくれます。
子どもが読むと親に対して、大人が読むと自分の子どもに対して、とても愛おしくなります。
むぎゅうと、抱きしめたくなるかもしれません。
お子さんが小さければ、寝る前に読み聞かせてみてはいかがですか。
お気に入りの絵本になるかもしれませんよ。
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