絵が苦手から好きになるには
「絵は苦手なの。」
絵を描くのが苦手だったり、絵を観るのに興味がない人はけっこういます。
そう思う人のほとんどは、「子どもの時から絵は苦手だったのよね。」と言います。
学校での絵の課題は、風景画や人物画が中心です。
上手な絵を描くためには、正確に描けて、色を上手に塗らなければなりません。
同じものを描くので、似ている・似ていないで上手・下手がすぐに分かってしまいます。
いくら描いてもちっとも似ないと、才能がないから自分は上手に描けないのだと思い込んでしまいます。
また、絵を描く道具は、小学一年生から水彩絵の具を使います。
水彩道具は使う道具が多く、一つの色を塗るためにたくさんの手間がかかります。
ましてや、手や服が汚れると、最悪の気分になります。
「うわー、めんどくさ。早く終わらせたいなー。」
同じような気持ちになった人も多いのではないでしょうか。
ずばり、絵を描くのは何のためでしょう?
それは、・・・単純な答えです。
「絵を描くのを楽しむ」ためです。
絵の上手下手は関係ありません。
自分が描きたいと思ったものを絵に描く。
人間だけが生まれもった本能だとおもいます。
例えば、言葉がまだしゃべれない幼い幼児にクレヨンを持たせると、気持ち良さそうになぐり描きをします。
紀元前1万4千年前(旧石器時代)のアルタミラ・ラスコー洞窟の牛の壁画を、美術の教科書で見た事がありますか。
はるか太古の時代から、人は誰から教わることもなく本能で絵を描いてきたのです。
学校の教科の美術の位置づけに、首をかしげたくなることがあります。
音楽は「音」を「楽しむ」と書くのに、
美術は「美」を「術」としての知識や技術をどうして学ばなければならないのでしょう。
絵は自己表現です。
絵を描くことは楽しい。
絵を描くことを楽しめると、生涯楽しめるということを子どもたちに教えてあげたいものです。
そのためには、写実的な絵を描くことよりも想像画の絵を描く方が、子どもの創造力を伸ばせます。
目の前にあるものを描くわけではないので、好きな形に描けます。
楽しい絵・安らぐ絵・迫力がある絵・・・、絵によって構図や描き方も変わってきます
もちろんデッサン力をつけたいのであれば、
写実画も大切ですが・・・。
アトリエでは、楽しみながら絵を描くことに重点を置いています。
例えば、お子さんに何かの主人公になってもらい、ある状況の時にどうなるかという課題を与えて、自分の中で物語をふくらませてから描かせることが多いで
また、想像画であれば、色も自分で決められます。
どういう色を使えばどういう効果があるのか?
ファッション・料理・インテリアなど・・・。
自分のまわりの色を変えると、気分も変えられます。
色の特性を知ると、こんなに楽しいよというのが分かれば、色の知識を身につけるのももっと楽しくなるはずです。
絵の道具も、その子の性格や年齢によって変えてあげると良いと思います。
集中力がまだ身についていない低学年のお子さんは、使いたい色をすぐに使えるクレヨンが向いています。
簡単に使いこなせるので、たくさんの色を使えます。
手先が器用になってきたら、色鉛筆・色彩色鉛筆も手軽に使えるといった面で良いと思います。
もちろん水彩画には、他の画材にはない素晴らしい魅力があります。
ただし、簡単に使いこなすための工夫や道具のそろえ方をしなければ、万人向けの画材ではありません。
水彩道具の使い方や道具のそろえ方を説明すると長くなるので、またの機会に紹介したいと思います。
人がカラオケで歌を歌ったり、BGMとして音楽を楽しむように、
絵を描いたり、絵を観ることを、今よりもっと気軽に楽しんでできるようになると、より心豊かな日常を送れるようになると思いませんか。
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上手な絵を描くためには、正確に描けて、色を上手に塗らなければなりません。
同じものを描くので、似ている・似ていないで上手・下手がすぐに分かってしまいます。
いくら描いてもちっとも似ないと、才能がないから自分は上手に描けないのだと思い込んでしまいます。
また、絵を描く道具は、小学一年生から水彩絵の具を使います。
水彩道具は使う道具が多く、一つの色を塗るためにたくさんの手間がかかります。
ましてや、手や服が汚れると、最悪の気分になります。
「うわー、めんどくさ。早く終わらせたいなー。」
同じような気持ちになった人も多いのではないでしょうか。
ずばり、絵を描くのは何のためでしょう?
それは、・・・単純な答えです。
「絵を描くのを楽しむ」ためです。
絵の上手下手は関係ありません。
自分が描きたいと思ったものを絵に描く。
人間だけが生まれもった本能だとおもいます。
例えば、言葉がまだしゃべれない幼い幼児にクレヨンを持たせると、気持ち良さそうになぐり描きをします。
紀元前1万4千年前(旧石器時代)のアルタミラ・ラスコー洞窟の牛の壁画を、美術の教科書で見た事がありますか。
はるか太古の時代から、人は誰から教わることもなく本能で絵を描いてきたのです。
学校の教科の美術の位置づけに、首をかしげたくなることがあります。
音楽は「音」を「楽しむ」と書くのに、
美術は「美」を「術」としての知識や技術をどうして学ばなければならないのでしょう。
絵は自己表現です。
絵を描くことは楽しい。
絵を描くことを楽しめると、生涯楽しめるということを子どもたちに教えてあげたいものです。
そのためには、写実的な絵を描くことよりも想像画の絵を描く方が、子どもの創造力を伸ばせます。
目の前にあるものを描くわけではないので、好きな形に描けます。
楽しい絵・安らぐ絵・迫力がある絵・・・、絵によって構図や描き方も変わってきます
もちろんデッサン力をつけたいのであれば、
写実画も大切ですが・・・。
アトリエでは、楽しみながら絵を描くことに重点を置いています。
例えば、お子さんに何かの主人公になってもらい、ある状況の時にどうなるかという課題を与えて、自分の中で物語をふくらませてから描かせることが多いで
また、想像画であれば、色も自分で決められます。
どういう色を使えばどういう効果があるのか?
ファッション・料理・インテリアなど・・・。
自分のまわりの色を変えると、気分も変えられます。
色の特性を知ると、こんなに楽しいよというのが分かれば、色の知識を身につけるのももっと楽しくなるはずです。
絵の道具も、その子の性格や年齢によって変えてあげると良いと思います。
集中力がまだ身についていない低学年のお子さんは、使いたい色をすぐに使えるクレヨンが向いています。
簡単に使いこなせるので、たくさんの色を使えます。
手先が器用になってきたら、色鉛筆・色彩色鉛筆も手軽に使えるといった面で良いと思います。
もちろん水彩画には、他の画材にはない素晴らしい魅力があります。
ただし、簡単に使いこなすための工夫や道具のそろえ方をしなければ、万人向けの画材ではありません。
水彩道具の使い方や道具のそろえ方を説明すると長くなるので、またの機会に紹介したいと思います。
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