FAIRIES OF TREEー木の精たちー: ぱれっと日記

2008年10月06日

FAIRIES OF TREEー木の精たちー

　昨日、私が現在習っている木彫の先生の
個展を観に行ってきました。
美を快く感じられる感覚で、心が満たされた一日でした。

先生の名前は、立花光朗氏。
茂原にアトリエをかまえて、木の精をテーマに、
作品を制作して発表しています。

　今回の個展は、
酒々井の大きな酒工場「飯沼本家」の敷地の一角にある、まがり家の二階を改造したギャラリーで開催されています。
http://www.iinumahonke.co.jp/magariya.html

このまがり家は、なんと新潟県の「旧清野邸」を移築した古屋です。

歴史を感じさせる外観と木をふんだんに使っているので内装が、初めて来た人に、居心地よさとワクワクさせる期待感を与えてくれます。
人通りのない場所に建っている洋館の地下蔵のライブハウスに初めて来たような気分です。

　階段を上がってゆくと、
思ったより広い二階のギャラリーに、日常とはまるで違った世界が広がっていました。

立花氏の作品は、展示しているというより、
昔からそこにずっと佇んでいるような存在感を発していました。

個々の作品の素晴らしさはもちろんですが、
それぞれの作品が連なる事で、意味が生まれ、伝わってくる力があります。

見る人により、解釈の仕方も、感じ方も違います。
個人的な感想をあまり書くと、これから見る人の邪魔になると思いますので省きますが、
至福の時間を過ごせました。

また、今回は作家と同伴して観れたので、
作家の意図や作品に対する疑問もその場で知る事ができ、とても幸運にめぐまれました。

　まがり家では、予約すれば食事もできます。
電車でいらっしゃれば、お酒の試飲もできます。
ご家族で、秋の行楽のコースの一つに是非どうぞ。

日常では味わえない、時間を味わえますよ。
お薦めです。

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