アイデアの考え方

 ゼロからアイデアを考えるのは、とても難しいものです。
では、どうすればアイデアは出せるのでしょうか?
 

アイデアを考えるのが苦手な人は、YESかNOの答えができても、自分で答えを作るのが苦手です。
絵や工作の課題に限らず、日常で出会ういろいろな問題や悩みには、答えがありません。

一つしか条件がないと考えるのが難しければ、条件を自分でもっと増やせばいいのです。
そうすれば選択肢は少なくなり、最適な答えが見つかるはずです。


 学校の絵の課題では、決められたテーマがあります。
まず、そのテーマに関連した素材をできるだけたくさん考えます。この素材がテーマに次ぐ条件になります。
素材が多ければ多いほど、考えるのが楽になります


では、どうすればテーマに関連した素材を導きだせるのか?
例えば、テーマに対する五感からの素材を考える。

    (夏というテーマならば、「赤」・「スイカ」・「暑い」など)
    テーマの言葉からの素材を考える。
(夏というテーマならば、「夏」・「なつ」・「SUMMER」など)
    テーマに対する想いや自分の体験から考える。
(夏というテーマならば、「海」・「虫とり」など)

人によって素材の導き方は違います。
同じパターンでしか考えられないと、いつも似たような作品になってしまいます。
できるだけいろいろなパターンで考えるようにしましょう。


これらの素材をいくつか組み合わせることで、
作者にも意外性のある作品ができあがります。


素材は写実的に描くだけではなく、シルエットとしても使えます。

 お子さんにこうした創造力を身につけさせたければ、
日常の中で、自分で答えや考えるクセをつけると良いと思います。



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