絵が苦手から得意にするために2
小学校から絵を描く画材は、一般的に水彩絵の具が中心になります。
そこで、今回は水彩画についていくつかアドバイスしたいと思います。
ところで、水彩絵の具は、美しい表現ができるものの、使いこなすにはけっこう面倒な画材ですよね。
絵を描くのが苦手な大人の方で、水彩画が苦手だったという人も多いのではないでしょうか。
使い方を具体的に書いてみると・・・・・、
絵の具・パレット・筆・筆洗いなどの画材を並べる。
使いたい色の絵の具をパレットに出す。
絵の具に水をたす。
筆に絵の具をつけて塗る。
筆を洗い、パレットをきれいにして片付ける。
うわー、めんどくさっー!
と思わずつっこみを入れたくなるほど、クレヨンや色鉛筆に比べて、とても手間がかかります。
小学生くらいの子どもは大人に比べて、面倒なことが苦手です。
ましてや絵を描くのが苦手な子どもにとっては、罰ゲームに等しいかもしれません。
幅広く子どもに使わせるには、はたして適した画材なのかなという気もしますが、決まっているものはしかたがありません。(長いボヤキですみません。)
そこで、少しでも楽に制作する方法を教えます。
それは・・・・・、
ずばり、道具を充実させてあげる事です。
絵の具の種類が多いものにする。
同じ形の花の絵を描く場合でも、たくさんの色で塗った方がきれいですよね。
100円ショップで扱っている絵の具は、表記の色と中身が微妙に違う場合がたまにありますので、お気をつけ下さい。
筆を洗う回数を減らすために、筆をたくさん用意する。
特に細かい絵を描きやすいように、平筆を多めに用意する。
10本以上あると、かなり便利です。
パレットは、大きいものにする。
大きい方がたくさんの色を使えるし、こまめに洗う必要がないからです。
筆洗いの水が汚れると、色はすぐににごってしまいます。
そこで、仕切りが多く4つ以上の囲いがあるものにする。
また、筆洗いのふちや取っ手に穴があります。
絵の具をつけた使いかけの筆を、ここにさせるので、穴が多いものにする。
次に道具の使い方や色の塗り方について、アドバイスします。
作品を良くするための、単純で効果的な方法です。
それは・・・・・、使う色数をふやす事です。
太陽や木など、今まで一色で塗っていたものを、二色以上の色で塗るのです。
色数がふえる事により、色に味わいがでます。
実際に、自然のもので単色なものはほとんどありません。
子どもは太陽を最初赤く描きますが、本当は赤くないですよね。
次に、塗り残しをへらす。
これは絵の具に限った話ではありませんが、塗り残しが少ない方が丁寧に見えます。
塗りたい場所のふちに使いたい色で線を引き、色の壁を作ります。
それから色の壁の中に色を塗ります。
ぬり絵の経験が多いほど、塗り方は丁寧な傾向があります。
最後に、細かい場所を丁寧に塗れるためのアドバイスをさせていただきます。
筆を持つ時、筆の先の方の金属の部分を必ず持ちましょう。
それだけでずいぶん細かい表現ができるはずです。
丸筆ではなく平筆を使うと、さらに効果的です。
平筆の側面の毛を使って線を引くと、とても細い線が引けます。
どうでしょうか。少しは役立ちましたか。
もしよかったら試してみて下さい。
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絵を描くのが苦手な大人の方で、水彩画が苦手だったという人も多いのではないでしょうか。
使い方を具体的に書いてみると・・・・・、
絵の具・パレット・筆・筆洗いなどの画材を並べる。
使いたい色の絵の具をパレットに出す。
絵の具に水をたす。
筆に絵の具をつけて塗る。
筆を洗い、パレットをきれいにして片付ける。
うわー、めんどくさっー!
と思わずつっこみを入れたくなるほど、クレヨンや色鉛筆に比べて、とても手間がかかります。
小学生くらいの子どもは大人に比べて、面倒なことが苦手です。
ましてや絵を描くのが苦手な子どもにとっては、罰ゲームに等しいかもしれません。
幅広く子どもに使わせるには、はたして適した画材なのかなという気もしますが、決まっているものはしかたがありません。(長いボヤキですみません。)
そこで、少しでも楽に制作する方法を教えます。
それは・・・・・、
ずばり、道具を充実させてあげる事です。
絵の具の種類が多いものにする。
同じ形の花の絵を描く場合でも、たくさんの色で塗った方がきれいですよね。
100円ショップで扱っている絵の具は、表記の色と中身が微妙に違う場合がたまにありますので、お気をつけ下さい。
筆を洗う回数を減らすために、筆をたくさん用意する。
特に細かい絵を描きやすいように、平筆を多めに用意する。
10本以上あると、かなり便利です。
パレットは、大きいものにする。
大きい方がたくさんの色を使えるし、こまめに洗う必要がないからです。
筆洗いの水が汚れると、色はすぐににごってしまいます。
そこで、仕切りが多く4つ以上の囲いがあるものにする。
また、筆洗いのふちや取っ手に穴があります。
絵の具をつけた使いかけの筆を、ここにさせるので、穴が多いものにする。
次に道具の使い方や色の塗り方について、アドバイスします。
作品を良くするための、単純で効果的な方法です。
それは・・・・・、使う色数をふやす事です。
太陽や木など、今まで一色で塗っていたものを、二色以上の色で塗るのです。
色数がふえる事により、色に味わいがでます。
実際に、自然のもので単色なものはほとんどありません。
子どもは太陽を最初赤く描きますが、本当は赤くないですよね。
次に、塗り残しをへらす。
これは絵の具に限った話ではありませんが、塗り残しが少ない方が丁寧に見えます。
塗りたい場所のふちに使いたい色で線を引き、色の壁を作ります。
それから色の壁の中に色を塗ります。
ぬり絵の経験が多いほど、塗り方は丁寧な傾向があります。
最後に、細かい場所を丁寧に塗れるためのアドバイスをさせていただきます。
筆を持つ時、筆の先の方の金属の部分を必ず持ちましょう。
それだけでずいぶん細かい表現ができるはずです。
丸筆ではなく平筆を使うと、さらに効果的です。
平筆の側面の毛を使って線を引くと、とても細い線が引けます。
どうでしょうか。少しは役立ちましたか。
もしよかったら試してみて下さい。
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