部屋を広く見せるインテリア術2: ぱれっと日記

2014年06月12日

部屋を広く見せるインテリア術2

　同じ部屋でも、ちょっとした工夫で、部屋を何割か広く見せる事はできます。

それは、人間の目が思ったほど正確な観察力はなく、色彩やデザインの配置などにより、都合良く勘違いしてくれるからです。

　前回はカーテンと照明のアドバイスをさせていただきましたが、今回は「家具」についてお話しさせていただきます。

代表的な家具としては、収納家具・テーブル・ソファなどがあるでしょうか。
家電も見える形で配置しているのであれば、家具と同様に考えて下さい。

家具は色や形によって、部屋の広さの感じ方をかなり変えてしまいます。

一番お勧めする色は、「白」です。白は、膨張色のため広がりを感じます。

壁紙が白の場合、壁際に白い家具や家電を置くと、壁との一体感を感じるため、雑然とした印象は薄れます。
白いテーブルも効果的です。床がずいぶん広く感じるはずです。

また、白は他の色に比べて自己主張しない色なので、他の色の家具と合わせやすいという利点もあります。

白い家具と特に合わせやすい色は、「銀」(金属フレームなど)です。銀色も白と同様他の色の家具と合わせやすい色です。

白い家具がならぶと冷たい印象を感じるようでしたら、ナチュナル色(黄土色)の木製の家具やクリーム色・オレンジ色の家具もアクセントとして少し置いても良いでしょう。

形は、でこぼこがないシンプルなものをお勧めします。
シンプルすぎて面白みがないと感じる場合は、一部の家具や家電に丸みのあるものを選んで下さい。

　部屋を広く見せるために、一番効果のある家具は、
・・・・・ずばり、収納家具です。

ただし、部屋が散らかっていると、部屋は狭く感じてしまいます。
でも、毎日が忙しくて、なかなかかたづけられない方も多いかもしれません。
そこで、お勧めしたいのが、「壁面収納家具」です。

これだと、中が見えないのでとてもすっきり見えます。
できれば、取っ手がないプッシュ式をお勧めです。

雑然と置いていた物をきれいに片付けられると、新居に越してきた感覚を味わえます。

　また、ガラス扉のショーケースに、旅行先で買った人形や子どもの工作・トロフィーなどを飾ると、おしゃれなインテリアになります。

　家具のことをいろいろ書きましたが、家具は家電と違い、使えなくなるということがあまりありません。
そのため、買い替えようという気持ちがないと、新しい家具はなかなか買えません。

リフォームは費用がかかりすぎますが、家具を変えるのであれば、何十分の一の費用でできます。
プチリフォームのつもりで、買い替えるという選択はいかがでしょうか?

もし、いくつもの家具を同時に買い替えるのが難しいようでしたら、ボーナスの時、自分たちへのご褒美として、一つずつ家具を買い替えるのも良いかもしれません。

　部屋が広く感じたら、これからの生活がもっと快適になると思います。

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