魅力たっぷりのイラストを描いてみたい!

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 ただ、絵を描くだけでは、写真よりも見劣りしてしまいます。

それは、作者が描いた人工の絵でしかなく、本物に及ばないからです。

ただし、その短所を考えた上で描けば、本物を超えた魅力が生まれます。
いくつかポイントを紹介します。



1.立体的に描くこと。

人を描くならば、正面ではなく斜めに描くこと。
上級者ならば、視点を斜め上か斜め下から描くとさらに魅力的になります。

建物や乗物を描くのであれば、同様に斜めに描くこと。


2.遠近感をつける。

一人の人物を描く場合でも、腕や脚のポージングにより前後させることができます。
複数の人物を描くならば、横並びではなく、前後に配置させ大きさを変えましょう。

遠近感のある風景を描くのも効果的です。

小物や生き物を手前に大きめに描くのも、オススメです。


3.躍動感のあるポーズにする。

左右の腕と脚のポーズを変える。もちろん美しい・格好の良いポーズで。
写メの写真を、直立不動で撮る人はいません。でもイラストを描く時は、なんとなく簡単なポースで描いていませんか。


4.躍動感のある構図にする。

構図とは、目立つ所を点に見立てて、点を結んだ線がどのような形に見えるかで決まってきます。

落ち着いた構図は、三角形か台形です。
部屋に飾るような絵は、この構図の絵が多いはずです。

イラストの目的が、誰かに見せたり絵に迫力を出したいのであれば、躍動感のある構図を意識する必要があります。それは逆三角形や逆台形です。

てきれば上の直線が、水平よりも傾いている方がより効果的です。

実際、アクションやホラー映画のポスターはこの構図を使っている場合が多いものです。登場人物が複数いる場合、正義の登場人物たちを三角形の構図で、悪役の登場人物たちを逆三角形の構図で表現しています。

画面から絵がはみ出すのも効果的です。


5.テーマを決める。

難しく考える必要はありません。
「かわいい」や「迫力を感じさせる」でも構いません。
その場合、人物のキャラ設定・ファッション・ポージングや背景や小物などいろいろなものが変わってきます。

人物の設定や舞台背景もきちんと考えるとリアリティが生まれ、人物がより印象に残ります。


 テクニックに自信がない方も、自分でもこれはできるなというポイントがあれば、ぜひ参考にして下さい。
きっと今までと違った魅力的なイラストを描けるはずです。

テクニックを少しでも伸ばしたいならば、作品を描き重ねるしかありません。
がんばって、お気に入りの作品を描いてみて下さい。


アトリエぱれっとのホームページhttp://www.at-pa.comの生徒作品GALLERYには、漫画コースの生徒さんの作品が掲載されています。宜しかったらそちらもご参照ください。

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