ワンダーフェスティバル 2019 夏
幕張メッセで開かれた、フィギュアの祭典に行ってきました。
1984年に始まったこのイベントは、プロ・アマチュアを問わない原型製作者の手によるガレージキット、模型、造形物の展示・販売を主目的とするがフリーマーケットです。
ただし企業とタイアップイベントを行なうなど、商業的色彩も強く感じられます。
また、施設外では、コスプレイヤーによるコスプレ等も行われます。
全く興味がないので、ほとんど様子は分かりませんが。
たまにコスプレした人が会場を歩いているのを見るぐらいです。
開場時間の20分前に着いたものの会場に入るのに1時間かかりました。
客層の中心は、20代から30代の男性です。少しオタクよりかな。
年配者の男性や女性もちらほら。
展示されているフィギュアは、アニメ・ゲーム系の美少女ものが4割。
有名なキャラクターものが2割。オリジナルの造形・小物が4割ほどです。
私がここに来た目的は、ずばり、オリジナル造形のフィギュアや好きな映画のフィギュアを見るためです。
残念なことに映画のフィギュアは、怪獣系が中心で、興味があるものはありませんでした。
それでもオリジナル造形のフィギュアは充実していたので、たっぷり楽しめました。
ちなみに私がなぜフィギュアに興味を持っているのか、簡単に説明をさせていただきます。
私の創作の原点は絵にあります。本来絵を描くのが好きで、漫画家やイラストレーターの経歴から見ても間違いありません。
でも造形にも興味があります。とても大好きです。
月に一度、趣味ではありますが、永田に在住の木彫作家さんに木彫を習っています。
造形の魅力は、いろいろな角度から見れること。手に触れること。
絵には造形にはない魅力があります。
同様に、造形も造形ならではの魅力にあふれています。
フィギュアとはいえ、作家の個性が強いものは、アートにふさわしい美しさと魅力があります。
絵も造形もプロ・アマ、あまり気にしたことがありません。自分の琴線を触れるものそこに価値があるからです。
前置きが長くなりましたが、目に止まった作品を紹介させていただきます。
ちなみに今回購入した作品は、2点。
スチームパンク好きの私には最高の品々です。
手のひらに乗る小さいサイズの革製のトランクを開くと、機械が詰まっていて、丸いパネルを指で押すといろいろな色に変化します。
それから、TAKORASUさん(HP:takorasu.com Twitter:@takorantis )の作品。
多種多様な活躍をされているTAKORASUさん今回の作品は、プロペラを回した飛行船が題材かな。
特に男性はこういうギミック的な仕掛け仕様が大好きで、立ち止まる方がたくさんいました。素晴らしすぎます。
大満足の1日でした。
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