自分が少しだけ好きになる絵本
私が好きな絵本を一冊紹介します。
佐々木マキ著の「やっぱりおおかみ」です。
地球上にたった一匹だけ生き残ったオオカミが、仲間を求めて街をさまようお話です。
文章が少ない漫画風の絵が淡々と展開してゆきます。
オオカミはどこに行っても居場所がなく、同じ仲間はついに見つかりませんでした。
オオカミは、人と違うならば、自分らしく生きればいいのだと最後に悟ります。
アトリエで、たくさんの子ども達と出会いましたが、絵や工作が好きだからと言って、同じ性格の子どもは一人としていません。
空手やスポーツが得意な女の子。
大好きな車の絵には自信がある男の子。
お話は苦手だけれど、細かい作業が得意な子。
百人の子どもがいれば、百の性格があります。
思春期には他人と違うことを悩んで、自分を否定することがあります。
人と違うのは個性であり、とても素晴らしいことだと、気づかせてくれる一冊です。
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