全国初の高校の漫画学科を設置

　熊本県立高森高校は今月8日に、漫画学科を設置する方針を発表しました。
もちろん漫画を学べる学科設置は、高校では全国で初めてのことです。

高森高校は、2010年ごろから定数80人に対して入学生徒が30～40人と、大幅な定員割れが続いていました。

そこで、起死回生の一手として、漫画雑誌出版社コアミックス、高森町、熊本県教育委員会、高森高校により、『マンガを活用した高森高校の魅力向上に関する連携協定』が締結されました。

簡単に説明すると、「コアミックス」の漫画家らが漫画表現を教えるという、夢のような内容。


現時点ではプロ漫画家らを育成するため、人気漫画「北斗の拳」の原哲夫さんや「キャッツ・アイ」の北条司さんらが、作画や漫画独自の表現方法を教えてくれるとのこと。
現在でも非常に人気のある漫画家さんたちから授業を受けられるなんて、同漫画にはまった世代の私にはうらやましすぎます。

放課後には県内にある同社施設で、生徒が部活動をすることも検討されています。

同町は今後、町外や県外からの生徒を受け入れるため寮を建設する予定です。

同高校の山中圭介校長は、「生徒らはプロの漫画家を始め、編集者など様々な職業を身近な進路目標にすることができる」と発信しています。

　将来の夢が漫画家という中学生にとっては、乗り越える壁がいくつもあるかもしれませんが、大きな選択肢の一つになるに違いありません。


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漫画コースの紹介
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