おゆみ野を舞台にしたドラマ

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 先週から始まった菅田将暉さん主演の「ミステリと言う勿れ」というドラマ。
おゆみ野が舞台です。

と言うより、アトリエから見えるすぐ近くのアバートが、主役の住んでいる部屋という設定。
小谷小の前の遊歩道(夏の道)や、千葉南警察署前の大通りのバス停など、おゆみ野に住んでいる人にとっては身近な風景がながれます。

ああ、ここ知ってる。知ってる。と、つい知り合いに教えたくなるドラマです。


 
 ドラマは、カレーが好きなアフロヘアーの大学生 久能整(菅田将暉さん)が卓越した洞察力を使って、犯行の謎と人の心を解く新感覚ストーリーです。

正直ライトコメディータッチのよくあるドラマかなとあまり期待していませんでした。

ところがすばらしく面白かったです。


 まず主人公が今まで見たことのないような個性的なキャラクターでした。
とにかくしゃべる。ひたすらしゃべってしゃべって、しゃべくりまくる。
無駄なセリフはなく、時には推理の伏線になったり、時にはお坊さまの説法のように心にしみまくります。

日常の当たり前の考え方が少し変わるかもしれません。

でも漫画原作特有のキャラクターのあざとい芝居の言い回しではなく、いるよね。こんな青年と感じるのは、きっと菅田将暉さんが上手だからかもしれません。


 それから物語の構成が見事です。

「古畑任三郎 」「記憶にございません!」の脚本家 三谷幸喜さんのような卓越したうまさを感じる作品でした。
難しさやこじつけのような設定はなく、とても分かりやすい物語です。
伏線をきちんと回収して、事件を解決した後も、これでもかというほど想像の上をゆく結末が待っています。

一話目は、取調室での会話劇が中心でしたが、上質な映画を観たような満足がありました。

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他の共演者も素晴らしい俳優さんがそろっています。
一話目の犯人役の俳優さんは大好きな俳優さんだったので、その素晴らしい芝居には感動すら覚えます。


 ちなみに「ミステリと言う勿れ」は、「月刊フラワーズ」に連載中の、田村由美さんによるミステリー漫画です。
「マンガ大賞2019」第2位を受賞した話題作です。

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 本日の夜9時に放映予定です。
興味がある方は、ぜひご鑑賞ください。



ミステリと言う勿れ(1) (フラワーコミックスα) - 田村由美ミステリと言う勿れ(2) (フラワーコミックスα) - 田村由美
ミステリと言う勿れ(2) (フラワーコミックスα) - 田村由美ミステリと言う勿れ(3) (フラワーコミックスα) - 田村由美
ミステリと言う勿れ(3) (フラワーコミックスα) - 田村由美ミステリと言う勿れ(4) (フラワーコミックスα) - 田村由美
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