バーニングマン

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 死ぬまでには一度は観てみたいけれど、たぶん観れないだろうと思っているアートの祭典です。

一年に一週間だけアメリカネバダ州の砂漠に現れ、圧倒的なイメージの洪水と強烈な記憶を残して、そして跡形もなく消え去る、伝説的な奇祭です。

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バーニングマンの会場には、毎年何万人もの熱狂的な参加者が世界中から集まり、創造力にあふれた芸術的表現のオブジェや乗り物、ファッションにより、架空の街を創り出してゆきます。
映画の『マッドマックス』・『スター・ウォーズ』・『デューン / 砂の惑星』に似た非日常感を味わえるると感想を言う人もいます。

濃厚な一週間の終わりに、街の象徴の人型の造形物「ザ・マン」(The Man)の立像に火を放ち(burn)、作品の多くを燃やしつくし、街は解体されます。

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 このお祭りの起源は、1986年、アメリカの青年たちが、材木を組み合わせて作った人型の像をビーチで燃やしたことに始まります。
その理由は、そのうちの一人が恋人との別れにケジメをつけるため。若者らしい、うーん、な理由です。

その行為だけが毎年引き継がれ、「バーニングマン」に対する考えや目的が新しく生まれ、現在に至ります。

 なぜ観に行けないだろうと思っているかというと、とても厳しい過酷な条件があるからです。

会場は砂漠にあるので、キャンピングカーの手配から始まります。チケットの争奪戦もかなり熾烈です。
参加者たちは、水・食料・衣類・住居・燃料など、そこで過ごすために必要なものは事前に準備しなければなりません。お金はそこでは使えません。

よっぽどの幸運がないかぎり、行くのは無理だとあきらめています。

ちなみに今年は、8月28日から9月5日まで行われます。

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BURNING MAN ART ON FIRE(バーニングマン アート・オン・ファイヤー) - ジェニファー・レイザー, 高橋ヨシキ, ラリー・ハーヴェイ, シドニー・エルタール, スコット・ロンドン, 高橋ヨシキ
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