ホテル雅叙園東京-東洋一の美術の殿堂-
東京で一番好きなホテル。
それは、東洋一の豪華絢爛な日本美に出会えるミュージアムホテル、ホテル雅叙園東京です。
2,500点の日本画や美術工芸品の所蔵作品や、東京都指定有形文化財の「百段階段」に見られる熟練の職人達が技術の粋を集めて豪華な装飾はもちろん素晴らしいものです。
ただし私が一番好きな理由は、無駄な空間を贅沢に使い、日本美を心地よい緊張感と豊かさで上品に演出している建築デザインと内装です。
それは、外国から見た日本美に感じられます。
調べてもよく分かりませんが、ひょっとして建築デザイナーは外国の方なのでしょうか?
当ホテルの歴史を軽く解説します。
1931年(昭和6年)、目黒雅叙園が誕生しました。
戦前の決して豊かでない時代に、これほどの贅をつくした美しいホテルは、「昭和の竜宮城」と言われていました。
ただし、当ホテルは波乱万丈の歴史があり、一度経営破綻があり倒産。
その後、アメリカの外資系の会社・日本の会社・中国の政府系グループへと経営先が移り変わりました。
現在も売却が検討されています。
話をもどしますが、このホテルでもう一つ気に入っているもの。
それは、贅沢な和風美をたっぷり味わえるトイレです。
トイレに入ると、「えっ、私は貴族?」と一瞬頭が錯覚してしまう不思議な空間です。
もちろん無料です。
「百段階段」にて企画イベントがありましたら、その機会に一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
ちなみに、ホテルへのアクセスは目黒駅から徒歩5分。
最大傾斜角度29°の信じられないほど急な下り坂を下りてゆくと、あっという間に着きます。
帰りは、無料のシャトルバスを使うのもありかも。
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