道具を上手に使うための簡単メソッド
アイデアや表現は、できるだけ自由にさせています。モノづくりに一番大事なのは、個性だからです。
ただし、せっかくのアイデアや表現も、道具を上手に使いこなせないと生かされません。
道具の使い方は、できるだけ具体的に簡単な方法(メソッド)でできるように教えています。
丁寧にしましょう。
上手にしましょう。
頑張りましょう。
抽象的な言葉は意味がありません。
子どもが理解して、できる事のみを指示しています。
いくつかの道具の使い方をご紹介します。
例えば、消しゴム。
消すもののまわりを、利き腕でない方の手の親指と人差し指を広げて押さえ、指の間に見えるようにします。
あとはゆっくりと力強く消す。
例えば、定規。
定規のななめの面で線を引きます。
利き腕でない方の手で定規の真ん中を押さえます。
定規で線を上手に引く方向は、右利きは左から右。左利きは右から左。
上から下に引くのはお勧めしません。下から上は最悪です。
日常でよく使う道具ですが、意外と使いかたを教わることはあまりないと思います。
それから水彩道具で大切な道具の、筆。
筆の毛の根元は、金属で保護されています。
筆を持つ時は、金属を持ち、手を画用紙に当てながら描きます。
細かい表現の場合には、毛の根元近くの金属を持ちます。
実際には、書道の筆のように毛から離れた位置を持つ子が多いものです。
しかし、鉛筆や箸は先を持つ方が使いやすいよねと説明すると、納得してくれます。
簡単な筆の持ちかただけで、水彩表現はまるで変わってきます。
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