自分が描いた花を世界に届けよう

 デジタルアートの先駆けとしても知られるチームラボが、3年前に始めた夢のようなプロジェクト「フラワーズ ボミング ホーム」をご紹介します。

フラワーズ ボミング ホーム1.jpeg
画像元:チームラボ

チームラボは、独自技術によるデジタル製品開発とデジタルアートを制作する会社です。
日本ではもちろん世界でもイベント・個展を精力的に行なっています。

 「フラワーズ ボミング ホーム」とは、あなたが描いた花の絵と世界中の人々が描いた花々が一つの作品となり、YouTubeで観れるサービスです。

テレビをYouTubeにつなげると、スケールのある画面いっぱいに、迫力のある映像を楽しめます。

絵ではなくて、花が心地よい動きでゆっくりと変化してゆきます。チームラボの作品を観たことがある人は知っていると思いますが、ながめているだけで心が癒されるようなやすらぎを味わえます。

手順は簡単です。
まず「お絵かき用紙」をダウンロードします。5種類の花があります。
https://flowers-bombing-home.teamlab.art/jp/paint

次に、iPhoneの「写真」アプリなどを使って着色します。
プリンターで出力した紙に着色することも可能です。再び写メに撮りデジタル化する必要がありますが。

フラワーズ ボミング ホーム2.jpeg画像元:チームラボ

そして、ダウンロードページから、「花の絵」の画像をアップデートします。

フラワーズ ボミング ホーム3.jpeg
画像元:チームラボ

「フラワーズ ボミング ホーム」は、YouTubeで鑑賞できます。
参加しなくてもYouTubeで鑑賞できますので、その魅力を確認してから参加してもよいかもしれません。

通信にかかる費用を除いて参加料やダウンロードの課金はありません。

 「フラワーズ ボミング ホーム」のプロジェクトが始まったのは、新型コロナが始まった頃でした。

家に閉じこもり、世界中が分断してゆくのを、誰もが言いようのない不安を感じていました。
花を描く、そんなささやかなアートとしての行いを通して、自分の存在が世界とつながっている実感を味わってもらいたいという想いから生まれました。

その素晴らしく優しい考え方に、心から感服します。

 ちなみにチームラボを身近で体験できる所では、豊洲のチームラボプラネッツ TOKYO DMMがあります。

昨年までは、お台場にチームラボボーダレスがあったのですが、お台場パレットタウン全体の再開発のため閉館になりました。
とてもお気に入りの施設だったので、すごく残念です。

ただし今年、進化したチームラボボーダレスが都内に誕生する予定なので、今から期待しています。

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