魚(ぎょ)っとこ水族館

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 好奇心旺盛な博物学者 荒俣宏氏が長年収集してきた博物画や標本コレクションを、楽しい切り口で紹介する企画展です。
「魚っとこ水族館」は、角川武蔵野ミュージアム4階の荒俣ワンダー秘宝館の一部で開かれています。

入り口には、3Dの荒俣氏のお顔がお出迎え。
幼いお子さんには、かなり怖いかも。

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博物画が中心ですが、美しい形の水の生物に心惹かれます。
フラッシュを焚くことで見えたりする絵もあります。

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 一番印象に残ったのは、3Dの荒俣氏のお顔横に展示してある、「いきものメガネ」

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設置してあるタブレットを通してまわりの景色を見てみると、選んだ生き物の視覚で見ることができます。

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人間以外の生き物の色覚については興味があり、以前調べたことがあります。

コミュニケーションが取れないため、現在はまだはっきりと解明はされていません。
報告されている例で色覚が認められたものとしては、昆虫類・鳥類・魚類・昼行性高等猿類などがあります。

家畜では、色覚がまだ認められていません。
だから、闘牛士が赤い布を使うのは、牛よりも観客を興奮させるためのものです。

自分の目を通して他の生き物の見え方が体験できるなんて、とてもワクワクします。

猿の視覚

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犬の視覚

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魚の視覚

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鳥の視覚

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蝶の視覚

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馬の視覚

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ヘビの視覚

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ホタテの視覚

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モンハナシャコ

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何これーーー? 面白ーーーッ!!!!!
信じられない見え方に大興奮しました。

ホタテに視覚があるなんて全く知りませんでした。
なんと、ホタテには眼が60〜200個あるそうです。

 気分によっていろいろな生き物の見え方ができるメガネが発売されたら、絶対欲しなと思いました。

♦︎会期 2022年8月6日(土)~2023年7月2日(月)※会期延長
♦︎会場 角川武蔵野ミュージアム4階 荒俣ワンダー秘宝館
♦︎料金 一般1,400円/中高生:1,200円/小学生:1,000円/未就学児:無料


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