Noriko Takagi PREGARE VI -ドラード・ギャラリー-
東京の早稲田にあるドラード和世陀の1階に、ドラード・ギャラリーという小さな画廊があります。
毎回個性的な作品の展示を楽しめますが、現在は高木紀子さんの個展https://doradogallery.art/archives/29059が開かれています。
展示された作品は、細長い額に収まった作品。変形のキャンバスの作品。箱の中の作品。
とても印象深い、刺激される作品の数々。
作品に統一された表現は、「マーブリング」という手法。
吸い込まれるような柔らかい空気感だったり、めりはりのあるデザイン性があったり、どれも違った魅力がありました。
最近、「マーブリング」に興味があり、教室の課題にも取り入れたいと思っていたので、とても勉強になりました。
作品の多くに登場する題材が「月」というのも、興味惹かれました。
私が自然の中で特に好きなのが、「月」・「雲」・「砂漠」だからてす。
作品ごとにまるで違った印象を感じます。
作者の内面の多様性が現れているのかもしれません。
一番好きな作品がこちら。
金箔を使われているのか、神秘性がある美しい作品です。
訪れたのが初日だったので、運がいいことに高木さん本人がいらっしゃいました。
高木さんが絵を教えている先生だったので、作品のことだけでなく、美術教育についてもいろいろお話を聞かせてもらえました。
とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。
ぜひ別の機会で、また個展に伺えたらと思います。
♦︎会期 2023.8.18(金)-8.22(火)
♦︎会場 ドラード・ギャラリー
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