30歳の自分に贈る『未来カプセル』

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 10月のレッスンに予定している課題『未来カプセル』は、30歳の未来の自分に贈るタイムカプセル的な工作です。

この課題は、自分自身が子どもの時にタイムカプセルを体験したから思いついた課題です。

春のイースター(キリスト教の復活祭)の時期に、100円ショップで卵型の可愛いカプセルを見て、「よし。今年作ろう!」と決めました。

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30歳の未来の自分を想像して、絵と手紙を書きます。
現在の写真とちょっとしたプレゼントも入れます。

現実の30歳は、仕事も子育ても大忙し。
夢や希望だけの毎日ではないかもしれません。

30歳の誕生日に、キラキラと輝いていた子供時代の自分からのブレゼントが時間を超えて届いたら、最高な気分になれるはずです。

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子どもたちがどのような作品に仕上げるか、とても楽しみにしています。


 ところで、タイムカプセルを知っていますか?
タイムカプセルと聞いて、実際体験したことのある人はほんの一握りだと思います。

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タイムカプセルとは、カプセル状の金属の容器に思い出の品を入れ、地中に埋めて、ある年月が経った後で開けるものです。

1970年(昭和)、大阪万博で埋められたタイムカプセルが注目をあびます。

この面白い試みは、全国の学校に一気に広まり、記念行事の一環としてけっこうはやったイベントです。
ちなみに、大阪万博で埋められたタイムカプセルは、6970年に開封されるる予定です。


『未来カプセル』を作ろうかなと思った時に、
「そう言えば、小学校の母校でもタイムカプセルがあったな。」と思い出し、ちょっと調べてみました。
すると、驚きの事実を知りました。

なんと、5年前にすでに掘り起こされていました。
途中で転校したため、当時の友達との親交はもうないので全く知りませんでした。
う〜ん、すごく残念。

気になったので小学校に問い合わせたところ、教頭先生が丁寧に対応して下さいました。

人事異動の関係で、当時のことを知る先生がすでにいないこと。
タイムカプセルの掘り起こしは、学校ではなく住民サイドが中心だったことを教えてくれました。

忙しい中、貴重なお話ありがとうございました。

 ただし、タイムカプセルは問題点がいろいろあるため、現在ではあまり行われていません。

埋めた場所が特定できない。
簡易式のカプセルでは、内容物が破損および腐食してしまうことが多い。
当時の責任者が残っていないため、存在自体が忘れられてしまう。
埋める・維持する・掘り起こすのに、費用がかかる。

今回作る『未来カプセル』は、埋めるわけではないので、紛失しない限り無事に未来へ届くと思います。

 ついでですが、母校を調べる時に、超有名な女優が出身者でいることを知りました。
千葉明徳高等学校でロケが行われた、1リットルの涙 (テレビドラマ)の主演女優さんです。

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