宇野亜喜良　市谷の杜本と活字館: ぱれっと日記

2023年09月15日

宇野亜喜良　市谷の杜本と活字館

　先日、市谷の杜本と活字館に行って来ました。

現在、日本を代表するイラストレーター宇野亜喜良さんの過去の作品を通して、いろいろな実験的な印刷表現を楽しめる企画展が開かれています。

『宇野亞喜良万華鏡印刷花絮 Aquirax Uno Kaleidoscope -Behind the Scene-（後期）』

♦︎会期　2023年06月28日（水）ー　10月29日（日）
♦︎開館時間　平日　11:30～20:00、土日祝　10:00～18:00
♦︎休館日　月曜・火曜（祝日の場合は開館）
　※平日：予約制、土日祝：予約不要
♦︎入場料　無料

場所は、JR市ケ谷駅より徒歩15分ぐらいの所にありました。

知らない街を歩くのは、いろいろな発見があるので、とても好きです。
昔仕事でお世話になった出版社の別ビルがあったり、広大な敷地の防衛省があったり、ワクワクしながら散歩気分で向かいました。

大日本印刷の工場を復元して建てられた施設は、3年前にできたばかりなのでとてもきれいでした。

館内のスタッフは、みなさんホテルマンのような素晴らしい接客で、最高の笑顔でお客さんを迎えてくれます。

予約すれば、シルクスクリーン印刷でTシャツを作ったり、印刷所ツアーなどを申し込めます。

予約なしでも、宇野氏さんの作品を使い、印刷機でしおりを作れました。

また、館内には印刷機が展示されていましたが、ながめていたら実際に動かしてくれました。

スタッフの温かい心遣いに、うれしさでいっぱいです。

休憩コーナーも、なかなかオシャレ。

2階に上がると、宇野さんの印刷物が展示されていました。

通常の印刷ではなく、ビーズ加工・ラメインキ・すかし和紙やダンホールへの印刷など、初めて見るものばかりでした。

宇野さんの絵は、異国情緒のある繊細でちょっと妖しさが魅力に感じ、昔から大好きでした。
その素晴らしい絵が特殊印刷により、さらに極上な美しさに仕上がっていました。

とても見ごたえがありました。

展示コーナーを過ぎると、宇野さんの画集や絵本の物販がありました。