アドバイスにユーモアを

技術を伸ばすには、問題点を理解して改善しなければなりません。
人から問題点を指摘されたり、アドバイスを受けるのが苦手な子もいます。
子どもだけでなく、大人の人も同じかもしれません。
そのような時、ちょっとしたユーモアを加えてアドバイスをしています。
例えば、はさみで切る時。
椅子の背もたれに背中をつけて作業をすると、姿勢は楽ですが、切る対象物から距離があるのできれいに切れません。
また、切りカスがテーブルの手前から床へとたくさん落とします。
そこで、このように言ってあげます。
「ふんぞり返った社長になっているよ。おじぎしながら切ろうね。」
子どもたちは笑いながら、姿勢を変えます。
しばらくして、元に戻ったら、また言ってあげます。
「また、えらそうな社長さんになっているよ。丁寧におじぎしようね。」
正確な線を描く時。
急いで描くと、形は雑になってしまいます。
上手に形を描けない子は、描き急ぐ傾向があります。
そこで、このように言ってあげます。
「かたつむりになったつもりで、ゆっくり描こうね。」
最初はゆっくり描いていても、元に戻ったら、また言ってあげます。
「うさぎさんになっているよ。かたつむりに戻ろうね。」
このようなアドバイスをする理由。
ストレスではなく、楽しみながら問題点を改善できるようにしてあげたいからです。
もちろん、お子さんの性格や学年に合わせて、相手の反応を見ながら使っています。
相手の心に響かなければ、意味がありませんから。
関連記事
低学年の生徒さんへの声のかけ方
https://at-pa.seesaa.net/article/491796288.html
子どもの多面性
https://at-pa.seesaa.net/article/491669182.html
日々、情報と考え方のアップロード
https://at-pa.seesaa.net/article/490376624.html
子どものメンタルヘルスとアトリエぱれっと
https://at-pa.seesaa.net/article/488200568.html
キッズコースの紹介
https://at-pa.seesaa.net/article/202203article_19.html
プチキッズコースの紹介
https://at-pa.seesaa.net/article/202203article_18.html
成長するための第一歩
https://at-pa.seesaa.net/article/202202article_5.html
アトリエぱれっとで体験すること
https://at-pa.seesaa.net/article/202201article_8.html
アトリエぱれっとで学ぶこと
https://at-pa.seesaa.net/article/202111article_3.html
人見知りだけど、大丈夫?
https://at-pa.seesaa.net/article/202110article_5.html
マスク越しのコミュニケーション
https://at-pa.seesaa.net/article/202106article_5.html
アトリエぱれっとで大切にしていること
https://at-pa.seesaa.net/article/202103article_8.html
アトリエで大切にしていること
https://at-pa.seesaa.net/article/200910article_1.html
この記事へのコメント