リサとアート気分でお出かけしましょう: ぱれっと日記

2023年10月10日

リサとアート気分でお出かけしましょう

　『リサとガスパール』は、世界で200万部突破の大人気の絵本シリーズ。
主人公のリサは、フランス(パリ)に住んでいる、ウサギでもイヌでもない女の子。

人間の学校に通って友だちがいっぱいいるけれど、特に仲良しなのは、ガスパール。
遊びもいたずらも、いつも一緒です。

リサは、好奇心が旺盛なので、いろいろなハプニングに出会います。
でも、前向きな性格のため、いつもなんとか乗り切れちゃいます。

大人からみると、物語はとてもあっさしています。
子どもの目を通して絵本の世界に飛び込めば、きっとリサと一緒にハラハラドキドできるはずです。

　私がこの絵本で特に好きなのは、ゲオルグ・ハレンスレーベンさんの優しい絵。
筆先が残る描写は、一枚一枚心を温めてくれる魅力があります。

ちなみの原作者のアン・グットマンさんとは夫婦です。

そして、リサとガスパールのキャラクターは、ゲオルグさんがアンさんにクリスマスプレゼントとして贈ったイラストが原型です。

　『リサとガスパール』シリーズが日本での初めて紹介されて、20年以上が経ちました。
私が持っている絵本は、『リサのおうち』・『リサ　ニューヨークへいく』の2冊。

雨が降っていたり、体調が悪くて外へ出かけられない時、絵本を通して気持ちだけ　お出かけを楽しんでいます。

以前通っていた小学3年生のYさん。

アメリカへ引っ越すため、アトリエを退会することになりました。
いつも明るいYさんだったけれど、まったく違う環境へ変わるのは大変だなと思い、『リサ　ニューヨークへいく』をプレゼントしてあげました。
いまも元気で過ごしているかな?

この絵本に手を伸ばすと、時々思い出されます。

　絵本から飛び出して、『リサとガスパール』に出会いたかったら、富士急ハイランドには、『リサとガスパールタウン』の世界初のテーマパークもあります。