北斗の拳40周年大原画展 -愛をとりもどせ!!-: ぱれっと日記

2023年10月23日

北斗の拳40周年大原画展 -愛をとりもどせ!!-

「あたたたたたたーーーーー!!!!」
「・・・・・・。」
「・・・・ひでふーっ⭐︎⭐︎⭐︎!!!」

90年代、「少年ジャンプ」という少年漫画誌で男の子たちを魅了し、世界で1億部を超える発行部数を誇る超名作漫画の『北斗の拳』。
映画『マッドマックス2』と香港の伝説のカンフースター　ブルース・リーを下敷きに、秘孔への攻撃という独創的な要素を組み合わた内容です。

当時の男の子たちの多くは、友達同士で『北斗の拳』ごっこを楽しんだものです。

私ももちろん夢中になった、ファンになった一人です。

まず、原作者武論尊さんの、スケールがでかく娯楽性に満ちあふれたストーリの素晴らしさ。

そして、何より好きだったのが、絵担当の原哲夫さんの緻密で雑誌から飛び出すレベルの迫力の素晴らしさ。

特に二部からの絵は、さらに表現に磨きがかかり、映画を観るような満足感がありました。
ただし、今回の展示は一部のラオウ編までだったので、少し残念でした。

今回の展覧会は題名通りで、原画を中心に鑑賞できます。

　今まで足を運んだ漫画家さんの展覧会は、井上雄彦さんの『最後のマンガ展』・故三浦建太郎さんの『大ベルセルク展』・板垣恵介さんの『地上最強　刃牙展ッ!』です。

自分にとって漫画家さんの展覧会を満足できるポイントは、三つあります。

原作の漫画では味わえない新しい発見や楽しみを喜びを体験できる。

二次元の漫画から、実写として立体の造形物やジオラマの再現。

撮影の自由度。
観に来る人は当然ファンの人が多いので、展覧会の雰囲気を記録として楽しみたい気持ちがあります。
今回の展覧会では、カメラ厳禁・スマホで、二枚以上の絵を同時に撮影するなど、けっこう規制が厳しかったです。

ちなみに、一番満足した展覧会は、『最後のマンガ展』。
新作の絵が多く、等身大を超える絵や、迫力いっぱいの墨絵の表現は原作で味わえない魅力がありました。
漫画を超えたアートの展覧会でした。

次に満足したのは、『大ベルセルク展』。
クラウドファンディングにて製作された主要な敵キャラクター「不死者」ゾッドの等身大の圧倒的な造形は、度肝を抜かれました。

今回の展覧会での見所は、
敵キャラクターハートの柔らかいお腹。
油絵による主要キャラクターの新作。
他の有名漫画家さんからのお祝いイラスト集などでした。

私と同様『北斗の拳』ファンの人は多いので、多数のお客さんがいらしてました。

展示場を出ると、複製画やノベルティ商品がいろいろ販売されていました。

展示場の外には、「天空の世紀末カフェ」があります。
立ち寄らなかったけれど、「我が生涯に一片の悔いなしソーダー」が楽しそう。

『北斗の拳40周年大原画展 -愛をとりもどせ!!-』

♦︎会期　2023年10月7日(土)～11月19日(日) ※会期中無休
♦︎開館時間　10:00 - 21:00（最終入場時間20:00）
♦︎会場　森アーツセンターギャラリー（六本木森タワー 52階）
♦︎入館料　大人　平日:事前購入券2,200円　当日券2,600円
　　　　　土日祝日:事前購入券2,500円　当日券2,900円
　　　　　小人　全日:事前購入券800円　当日券1,100円

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