作品作りで大切なこと
絵でも工作でも、できるだけ意外性のあるものを用意しております。
日常の中で経験しない新しい体験は、好奇心を刺激します。
好奇心は、アイデアを考えたり行動する際に良いスパイスになります。
ワクワクした気持ちで、楽しみながら取り組むことが大切です。
プラモデルのようにマニュアルに従って進むわけではありません。
自分で発想の選択を考え、その選択肢の中から一番良いと思うものを選んで進めて行きます。
選択肢が多いほど、魅力的な作品に近づきます。
入会したてで創造力がまだ十分でないお子さんは、最初の頃はとまどいます。
しかし体験を積み重なることで、慣れてゆきます。
不器用でも、アイデアを考えるのが苦手でも少しも問題ありません。
絵や工作に正解はありません。
上手に作ることが大切なのではなく、どう工夫するかという過程が大切です。
お子さんが壁の前で立ち止まったら、壁を乗り越えられるように、その子に合った発想の考え方や技術のアドバイスをしてあげます。
制作する作業は一本道ではなく、複数の道に分かれていたりします。
くねくねだったり、アップダウンだったりします。
いろいろな眺めを楽しみながら、取り組んでもらいたいと思っています。
アイデアを考えたり表現する時、今まで使っていた発想や技術ではなく、新しいことに挑戦することを勧めています。
新しいことに挑戦することは難しく、失敗する可能性もあります。
選ぶのは、もちろんお子さん自身。
無理することはありません。楽しむことが一番大切です。
それでも、もし新しい考えや行動を選んで乗り越えることができたら、大きく成長することができます。
完成した作品が、自分らしい満足できる作品になったならば、とてもうれしいものです。
そして同時に強い自信を手に入れることができるはずです。
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