榎本マリコ個展『Melancholia』
先日、渋谷で榎本マリコさんの個展『Melancholia(メランコリア)』を観てきました。
場所は、 JR渋谷駅 ハチ公口より徒歩10分ほどのWATOWA GALLERY。
榎本さんは、日本画家であった祖父母の影響もあり、幼い頃から自然と絵を描く環境にありました。
人間と動物や植物が一体となった作風は、シュール (非日常的な表現や発想)そのもの。
現在30代の若手の新進気鋭の作家さんです。
若い頃、マグリットやダリの絵に強く興味を持っていた時期がありました。
『記憶の固執』 サルバドール・ダリ
『ピレネーの城』 ルネ・マグリット
榎本さん絵を初めて観た時、そうした懐かしさと、新しい切り口の表現に興味を引かれ足を運びました。
シュールな作品は、作者のメッセージとは関係なく観る人によって違う解釈を楽しめるのが魅力です。
人物を象徴する顔に別のものに置き換えた表現は、とても強烈で印象的でした。
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