自分の中に自信という花を咲かせましょう。

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 容姿に自信がある。勉強ができる。スポーツが得意。話が面白い。

胸をはり、自信があるものを言える人はけっこう少ないかもしれません。
ほとんどの人は、特技がない普通の人だと思っているのではないでしょうか

では、「自信」とは何でしょう?

自分の能力や価値を信じることだと、言われています。

自信の対象を「行動」にしてしまうと、行動の結果に対する他者からのの評価が、その根拠になってしまいます。

そこで、自信の対象を、「行動」ではなく「好き」に変えれば、他者からのの評価は関係なくなります。

絵や工作が好き。(不器用でも問題なし)
スポーツが好き。(運動音痴でも問題なし)
歌うのが好き。(音痴でも問題なし)
スイーツが好き。(少し太りますが)
ペットの猫が好き。
水族館で魚を観るのが好き。
家族を大切にするのが好き。・・・・・などなど。

好きなものを、自分の自信にしちゃいましょう。

より知識や技術を極めれば、さらに自信を高められます。
経験や良い結果により他者からのの評価を手に入れられると、もっと自信が高まります。



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 アトリエぱれっとのレッスンでは、良いところを できるだけいっぱいほめるようにしています。
ほめられることで、自分の力を理解して自信をつけられるからです。

ただし、意味なくほめることはしません。

「丁寧に形を描けるようになったね。」
「たくさんの色を使えるようになったね。」
「絵を観ていると、お話が感じられるね。」
「筆の持ち方が上手になったよ。」

具体的に前よりできるようになった事を指摘して、ほめてあげます。
自分でできるようになったことを自覚するからです。

毎回できるようになったら、同じことでも繰り返しほめてあげます。


 逆に、気になる所も具体的に声をかけます。

蝶一匹のさみしい絵だったら。
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「一匹だとさみしいね。友達の蝶がいたら楽しいかもね。」
「蝶は何が好きかな。まわりに蝶の好きなものを描いてみようか。」

もし花の絵を描いたら。
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「たくさんの花があると、蝶は楽しいだろうね。」
「たくさんの色の花が咲いていると、きれいかもね。」

問題点を指摘する場合は、できるだけその3倍はほめてあげるようにしています。


 自信を手に入れたければ、自分が好きな事やものを見つけてみましょう。
そして、さらに発展させる体験を挑戦してみて下さい。



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