『COBRA』連載開始45周年記念展〜Memory of 寺沢武一〜
オレを探してたんだろう?もっとうれしそうな顔をしろよ
『COBRA』のコブラにふさわしいセリフのキャッチコピーで始まった、寺沢武一さんの回顧展。
サブカルチャーの聖地 中野ブロードウェイ(東京)にあるキャラクター玩具店「墓場の画廊」で開かれました。
今年、『COBRA』は1978年の連載開始から45周年を迎えました。
全世界での発行部数が5,000万部を超える人気漫画です。
『COBRA』は、『スター・ウォーズ』のような遥か未来を舞台にしたSFアクション物。
作風は他の少年漫画とまるで違い、アメコミ風です。
コブラのモデルは、ルパン三世と同様にフランス人俳優ジャン=ポール・ベルモンド。
ユーモアたっぷりのセリフを口にする三枚目的な態度とは裏腹に、行動はタフで超クール。
今ではデジタルで原稿を描く漫画家も多いのですが、『COBRA』は漫画のデジタル化を初めて導入したパイオニア的な作品です。
その美しさは、完全にアートそのもの。
登場するキャラクターも、超個性的。
コブラの相棒の女性型アーマロイドの「レディー」。
コブラの宿敵のサイボーク「クリスタル・ボーイ」。
過去のすべてのSF映画・アニメにおいても、見たことのない美しさと完成度の高いビジュアルです。
そして、コブラの左腕に装備された義手の「サイコガン」の圧倒的な魅力。
コブラ自身の精神力をエネルギーに変えて発射されるので、光線の軌道を変えることができます。
昨年の9月、惜しくも寺沢武一さんはお亡くなりになりました。
私も『COBRA』のファンだったので、訃報のニュースを知った際には衝撃を受けました。
今回、『Memory of 寺沢武一』と題した記念展を開催してくれた「墓場の画廊」さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
店舗の一部に、『コブラ』のフィギュアやに貴重な資料などが多数展示されていました。
サイコガンやクリスタル・ボーイの右腕の鉤爪を実際にはめられたりもしました。
家に帰ってから、『COBRA』のフルカラー版の漫画を改めて読み直しました。
素晴らしすぎる名作です。
ハリウット映画で実写化してくれないかなと、心から熱望します。
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