『ゴジラ－1.0』-史上最強のゴジラ-: ぱれっと日記

2024年04月03日

『ゴジラ－1.0』-史上最強のゴジラ-

　日本で生まれた最強最悪でありながらも唯一無二の美しい造形の怪獣。その名は、「ゴジラ」。

完成度の高いその姿は、まさにアートそのもの。

特撮怪獣映画の金字塔『ゴジラ』は、1954年に東宝で産声をあげました。
『ゴジラ－1.0』は生誕70周年記念作品で、日本の実写のゴジラ映画としては通算30作目になります。

手がけたのは、『 ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ・『寄生獣』などの数々の話題作を生み出してきた、山崎貴監督。

山崎貴監督が演出する特撮は、外国の特撮映画に比べても比類のない迫力と圧倒的な美しさがあります。
その証明として、世界最高峰の映画賞第96回アカデミー賞において、『ゴジラ-1.0』が「視覚効果賞」を見事受賞されました。

今やゴジラは世界ても人気のある怪獣です。

アメリカではゴジラ映画がシリーズ化されました。
4月26日（金）から新作の『ゴジラxコング新たなる帝国』が公開されます。

子ども時代、ゴジラ映画に夢中になり、大人になってからもすっかり魅了され、今までたくさんのゴジラ映画を観てきました。

断言できます。
今までのゴジラ映画の中で、この作品は間違いなく一番完成度が高いと。

特にゴジラが戦艦と出会うシーン。

そして、ゴジラが銀座に上陸して暴れるシーンは、一瞬たりとも目が離せない迫力に満ちた映像の連続です。

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今回の作品はゴジラを主役に置きながらも、戦後の激動の日本を舞台とする人間模様にも重点を置いています。
安藤サクラさんの渾身の演技、存在感のある名優たちにより、人間ドラマとしての魅力も存分に楽しめます。

山崎貴監督のゴジラに初めて出会ったのは、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』。

今まで見たゴジラの中で一番現実感のある迫力いっばいの映像に、いつかゴジラ映画を作ってくれないかなと思っていたら、まさか実現されるとは。

山崎貴監督のインタビューにより、『ゴジラ』が監督にとって特別な映画だった事を知りました。

初めて観た映画であり、映画界に飛び込んだきっかけになった原点だったそうです。

怪獣映画なのでツッコミ所はいろいろあるかもしれません。
後半は予定調和的に話が進み、先が読める展開にも感じました。

それでも、やはり歴代に残る最高のゴジラ映画です。

ありがたいことにまだ映画館でも上映しています。
この映画は、映画館の大スクーンで観た方が絶対に楽しめます。
もうすぐ終了すると思うので、興味がある方はお早めに。

さらに、『ゴジラ-1.0』Blu-ray & DVDが、5月1日に発売されます。

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