栃木旅行 -大谷観音-

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 大谷資料館に向かう前に、JR宇都宮駅の構内にある宇都宮市観光案内所で「大谷観光一日乗車券」を購入しました。

大谷資料館にはバスで行けます。

このチケットは、往復のバス代料金+大谷資料館の入場料+大谷観音(大谷寺)の拝観料が含まれていて2,000円。
通常2,500円かかるので、500円もお得になります。

30分ほどバスに揺られて、「大谷観音前」に着きました。
歩いて2分の所に大谷観音のある大谷寺があります。


 迫力のある巨大な岩壁にめり込んだように建つ大谷寺。

その強烈すぎる景観には、思わず息を飲むインパクトがありました。

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こんな不思議な外観のお寺は初めてです。

この寺には、弘法大師が岩壁に刻んだといわれる日本最古の石仏 大谷観音があります。

大谷観音5.jpg

岩を彫って作られた本尊の千手観音の高さは4m。

薄暗いお堂の中で観ると、厳かな心持ちになり、自然に手を合わせていました。

他にも数体石仏があります。

最新の研究では、実際にはアフガンの僧侶による作だと考えられています。

ちなみに石仏の撮影はできません。


 お堂から出て、左奥に弁天堂がある庭園があります。

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ここには伝説があります。

大谷と呼ばれる谷の川には毒蛇が住んでいました。
川の水は毒水に変えられ、この水に触れると病気になり、隣接する自然も農地も枯れてしまいました。

諸国を旅していた弘法大師が毒蛇を退治して、岩壁に刻んだ千手観音の光明が山谷を一面金色に変えました。

人々は弘法大師に感謝し、仏教を信仰する者が増えたことにより建てられたのが大谷寺の始まりです。

池の中央にある弁天堂の近くにいる巨大な白蛇は、毒蛇が改心してお仕えしているためです。

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参拝後に白蛇の頭をなでると、ご利益があるといわれています。

もちろん私もなでながら、たくさんの願い事を頭に浮かべました。


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