ホラーと極楽気分を味わえる三鷹の隠れカフェ
東京・三鷹にある「三鷹天命反転住宅」https://www.rdloftsmitaka.comに行った帰りに立ち寄ったお店が、とても不思議で変わっていました。
お店の名前は、「319」。
ＪＲ三鷹駅から徒歩３分の所にあります。
ここを目的に探してもなかなか見つけられないかもしれません。
「バーミヤン」と同じビルに入っています。
入り口に置いてある古びた椅子に、店で頂けるコーヒーや料理の写真、椅子の写真などが飾られています。
小さく「319」と書いていますが、これがカフェだと思い入る人はどれだけいるのでしょうか。
かなり年季の入った雑居ビルの3階まで階段で上がります。
薄暗い階段を上がるたびに不安感が増してゆきます。
壁に貼ってあるお店の看板。
カフェ・・・・・?
どう見ても、怪しさいっぱいの香りしかしません。
ひびって帰る人もいるかもしれません。
3階に上がると、昼間でも長い暗い廊下。
完全にジャパニーズホラーの世界です。
心臓バクバクです。
反対側から人が歩いて来たら絶対にひびって、一目散に逃げたくなるレベルです。
団地のようなドアを抜けると、そこはいきなり別天地。
とても落ち着けるおしゃれなカフェが出迎えてくれます。
カウンターをはさんで二部屋あったので、人のいない右の部屋に進みました。
一つ一つこだわりを感じさせるアンティークな木目調の家具が使われています。
それほど広くはありませんが、少なめのテーブルしか置いていないので、とてもゆったりしています。
天井から吊り下げられたペンダントライトの照明・飾られている雑貨もすべて素敵です。
グラスを載せているコースターすら手作りで、強いこだわりを感じさせます。
くつろいで過ごさせる想いに溢れた空間です。
注文したのは「焚き火ラテ」850円(税込)と超個性的なスイーツ「鳥の巣」1,300円(税込)。
「焚き火ラテ」は、重厚な器に注がれたラテの上に置かれた、枝にささった炙られた大きなマショマロが印象的。
マショマロをどかして、まずは一口。
・・・・・うん、美味しい。
コーヒーの豊かな香りが口から鼻に抜けてゆきます。
マショマロをかじって飲むと、さらに美味しい。
茶室の抹茶を飲む時と同じ感覚です。
マショマロをラテにつけると、コーヒー味に変わり、これまた美味しい。
味でも目でもとても楽しめます。
「鳥の巣」は、見た目がもう完全なアート作品。
手をつけるのに躊躇する美しさです。
鳥の巣を、小麦粉と水で作られた超極細麺のカダイフ(トルコ料理)で表現。
その上に置かれた、砂糖菓子で作られたパステルカラーの可愛い卵。
その下には、サクサク食感が楽しいメレンゲ。
一番下の層には、チーズの味がする濃厚なアイス。
スイーツのまわりには、自然をイメージしたグラノーラが美しく散りばめられています。
さりげなく添えられた枝がとても美しく、鳥の巣を見事に演出しています。
どれだけの手間と情熱があれば、これだけのスイーツを作れるのでしょう。
頭が下がる思いです。
食べる組み合わせにより、違った食感と味を楽しめます。
一口一口、至福の瞬間に何度も出会えました。
お値段以上の素晴らしい大満足の逸品でした。
どこか懐かしく、日常の時間から切り離されたのんびりした空気感にあふれた素敵なカフェでした。
機会があったら、またぜひ訪れたいお店です。
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小さく「319」と書いていますが、これがカフェだと思い入る人はどれだけいるのでしょうか。
かなり年季の入った雑居ビルの3階まで階段で上がります。
薄暗い階段を上がるたびに不安感が増してゆきます。
壁に貼ってあるお店の看板。
カフェ・・・・・?
どう見ても、怪しさいっぱいの香りしかしません。
ひびって帰る人もいるかもしれません。
3階に上がると、昼間でも長い暗い廊下。
完全にジャパニーズホラーの世界です。
心臓バクバクです。
反対側から人が歩いて来たら絶対にひびって、一目散に逃げたくなるレベルです。
団地のようなドアを抜けると、そこはいきなり別天地。
とても落ち着けるおしゃれなカフェが出迎えてくれます。
カウンターをはさんで二部屋あったので、人のいない右の部屋に進みました。
一つ一つこだわりを感じさせるアンティークな木目調の家具が使われています。
それほど広くはありませんが、少なめのテーブルしか置いていないので、とてもゆったりしています。
天井から吊り下げられたペンダントライトの照明・飾られている雑貨もすべて素敵です。
グラスを載せているコースターすら手作りで、強いこだわりを感じさせます。
くつろいで過ごさせる想いに溢れた空間です。
注文したのは「焚き火ラテ」850円(税込)と超個性的なスイーツ「鳥の巣」1,300円(税込)。
「焚き火ラテ」は、重厚な器に注がれたラテの上に置かれた、枝にささった炙られた大きなマショマロが印象的。
マショマロをどかして、まずは一口。
・・・・・うん、美味しい。
コーヒーの豊かな香りが口から鼻に抜けてゆきます。
マショマロをかじって飲むと、さらに美味しい。
茶室の抹茶を飲む時と同じ感覚です。
マショマロをラテにつけると、コーヒー味に変わり、これまた美味しい。
味でも目でもとても楽しめます。
「鳥の巣」は、見た目がもう完全なアート作品。
手をつけるのに躊躇する美しさです。
鳥の巣を、小麦粉と水で作られた超極細麺のカダイフ(トルコ料理)で表現。
その上に置かれた、砂糖菓子で作られたパステルカラーの可愛い卵。
その下には、サクサク食感が楽しいメレンゲ。
一番下の層には、チーズの味がする濃厚なアイス。
スイーツのまわりには、自然をイメージしたグラノーラが美しく散りばめられています。
さりげなく添えられた枝がとても美しく、鳥の巣を見事に演出しています。
どれだけの手間と情熱があれば、これだけのスイーツを作れるのでしょう。
頭が下がる思いです。
食べる組み合わせにより、違った食感と味を楽しめます。
一口一口、至福の瞬間に何度も出会えました。
お値段以上の素晴らしい大満足の逸品でした。
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