レア天丼 銀座 三よし

　海鮮・鶏・和牛を半生状態に揚げた天ぷらを盛り付けたレア天丼。
初めて見た時、その美しさに衝撃を受けました。

銀座駅から徒歩４分の所にある「レア天丼 銀座 三よし 」。
店内はカウンター9席の狭めの店でした。



開店時間から15分後の入店でしたが、残り席は2席。

カウンター越しに板前さんの調理をライブ感覚で眺められます。
音楽を奏でるように、二人の板前さんの動きはとてもなめらかです。

料理が運ばれてくる前まで、ワクワクする気持ちがどんとどん高まります。



今回注文したのは、「黒毛和牛と大山鶏の合盛り丼」2,200円(税込)。



巻かれて固まりになっている黒毛和牛カタサンカクの赤々とした見た目が、インパクト抜群です。
まずはこれから食べることにしました。
天ぷら用のタレにつけて、パクリ。



何これーーー。美味すぎ!!!!!

レアなので黒毛和牛の旨味が口いっぱいに広がります。
ホリュームがあるので、まるでステーキのような満足感があります。

奥久慈卵の天ぷら卵もタレにつけて、パクリ。

頭の中に幸せの言葉以外浮かんできません。
とろっとした半熟具合はもちろん最適ですが、卵がとても美味しい。
天ぷら卵は今までも食べたことがありますが、これが一番のお気に入りです。

大山鶏の天ぷらは、塩とわさびをつけて食べました。

さっぱりした中にも鶏肉の旨味が感じられます。

鶏肉は牛肉や馬肉と違いレアだとリスクがあるので、今まで食べた事がありませんでした。
ここの天ぷらの食材は、調理の直前に保冷庫から取り出し、温度管理したフライヤーで調理します。
そういう作業工程を見ているので、安心して頂けました。

フリルレタスと千切りした人参の天ぷらもタレにつけて食べました。
初めての食体験です。

ここの天丼の魅力はまだこの先もありました。
それは、お茶漬け。

ご飯にのせた残りの天ぷら。野菜中心です。
お茶漬け用のカツオだしをそそぎます。
大山鶏の天ぷらに使ったわさびが残っていたので、追加でのっけます。
醤油を少し加えます。

一口口に運びました。
ああ、優しさに包まれるーーーーっ!!!!!

優しいだしと甘みのある天ぷらタレが混ざり合って、さっぱりとした味わい。
夢中になって食べ終わりました。


　天丼ではありますが、違った味付けでいろいろな食べ方ができるので、まるで懐石料理のような変化に満ちた食を楽しめます。

格調高い天ぷら屋の雰囲気が漂うお店ですが、板前さんはとても愛想が良く気持ち良く過ごせました。

ちなみに今回注文した「黒毛和牛と大山鶏の合盛り丼」は前日からメニューに登場したばかりの一品でした。

他のお客が食べていた「海鮮レア天丼」1,760円(税込)もとても美味しそうでした。


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