『The Stars 夏のよぞらの流星群』
8月に、三大流星群の一つであるペルセウス座流星群が見ごろを迎えます。
宇宙や星を連想させる作品を描いた17名のグループ展を観に、東京・銀座にあるArtglorieux GALLERY OF TOKYO (GINZA SIX 5階)に足を運びました。
一番の目的は、HIROさんの作品を観るため。
HIROさんの絵を直接観るのは、これが4回目です。
初めて観たのは、京橋のグループ展。
HIROさんの描く少女の可憐さに、すっかり心引き寄せられました。
絵を好きになったきっかけを思い出しました。
子どもの頃、小学生の時の国語の教科書に載っていた『おにたのぼうし』に いわさきちひろさんの挿絵に使われていました。
初めて見る個性的な絵に、一目でとりこになりました。
子どもの自然な可愛らしさが、とても分かりやすく身近に感じたからかもしれません。
成長し、絵に興味を持ってからも、いわさきちひろさんの絵は好きでした。
子どもの自然な表情を繊細な色合いで表現された絵は、透明感にあふれてていました。
絵本が好きで、高校生の時でも書店でたまに絵本を手にしていました。
林明子さんの絵本を読んでからは、その魅力にしばらくのめり込みました。
林さんの絵は、子どもらしさを感じるしぐさや表情を上手に切り取り、子どもの心情や次の場面を分かりやすく想像させてくれました。
HIROさんの描く少女像は、妖精のような透明感と子どもらしさを感じる一瞬のしぐさがとても魅力的に感じています。
空気の流れを感じさせる躍動感も素敵です。
今回展示された作品は、私が好きな風景の素材の満月が使われていたのので、特に気に入っています。
他にも坂本藍子さんの絵が、独特な世界観と青の美しさに強く印象に残りました。
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