『Strawberry moon circus』
フィギュア原型師(造形作家)の鎌田光司さんと日本画家の酢田こいちさんの2人展『Strawberry moon circus』を観てきました。
鎌田光司さんは、国内・海外で大人気のフィギュア原型師(造形作家)です。
鎌田光司さんの作ったフィギュアを初めて観たのは、デザインフェスタ (アジア最大級のアートイベント)。
フィギュアはアートだと気づかせてくれた、衝撃的な出会いでした。
それ以来、デザインフェスタ・ワンダーフェスティバル(海洋堂が主催するガレージキットのイベント)で新作に出会うたびに、心躍らせていました。
フェスで購入したり、ネットで複製品を購入したり、いくつかコレクションもあります。
今回の二人展の会場は東京・阿佐ヶ谷の「ギャラリー白線」。
広くはないギャラリーですが、入った瞬間、独特で濃厚な世界観で満たされていました。
完璧なスチームパンクファッションに身を包んだ笑顔の鎌田光司さんが、柔らかな物腰で対応してくれました。
どこの角度から見ても完璧なファッションです。
フィギュア化してもらいたいレベルです。
今回の2人展のテーマは、「サーカス」と「アリス」。
私の大好きな題材なので、ゆっくり何度も味わいながら楽しませてもらいました。
入り口近くにあった一番目立つフィギュア。
うさぎの顔が開き、中には酢田こいちさんの絵が描かれていました。
素晴らしいーーーーっ!!!
今回、酢田こいちさんの作品は初めて鑑賞させてもらいました。
日本画の透明感と、柔らかい幻想的なファンタジー性が組み合わさった、大好きな作品でした。
いろいろなタイプの作品がありました。
ありがたいことに、着物姿の酢田さん本人から作品の解説を聞くことができました。
女優さんのような上品な可愛らしい作家さんです。
紅茶を画材に使っているとのこと。
大好きな作家の寺田克也さんがコーヒーを使っていた作品を思い出しました。
いくら観ていても見飽きません。
何度も楽しみながら鑑賞させてもらいました。
まだ若い方なので、この先いろいろな方向性のある作品を作りそうな予感がします。
個展を開く際には、ぜひまた観てみたいとものです。
本日まで開催しています。
『Strawberry moon circus』
♦︎会期 2024年10月5日(土)〜10月14日(月/祝)
♦︎会場 ギャラリー白線
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