落合陽一個展 江戸に息吹く鰻ドラゴン
現在、東京・京橋のBAG-Brillia Art Gallery-で、落合陽一個展が開催中です。
タイトルは、『昼夜の相代も神仏:鮨ヌル∴鰻ドラゴン/ Divine Duality: Sushi, Null, and the Eel Dragon in Edo's Cyclical Time and Space』。
落合陽一さんは、「アナログ」と「デジタル」を融合した作品を次々と生み出すメディアアーティストです。
また、筑波大学准教授であり、多方面のイベントのプロデューサーの顔を持っています。
2025年に開かれる大阪・関西万博のテーマ事業プロデューサーでもあります。
BAG-Brillia Art Gallery-は、一見してギャラリーには見えません。
鰻屋さんかと思い、初め素通りしてしまいました。
恐る恐るのれんをくぐると、暗い廊下が続いており館内はまだ見えません。
お化け屋敷に入るようなドキドキ感がたまりません。
そこは見たことがない不思議な異空間。
薄暗い一室の真ん中に、ウナギのようなドラゴンのような神様のような彫刻が置かれています。
壁には、デジタルなアート映像が映し出されていました。
江戸時代の宗教的空間に再現された、落合陽一さんが長年培ってきた哲学と美学の世界。
考察力が不十分な私には到底理解しかねるアートでしたが、・・・とても好き。
落合陽一さんのアートは、想像を超えた新しい感覚に出会えるので、毎回楽しみにしています。
前回観に行った『ヌル庵:騒即是寂∽寂即是騒』にあった、黒電話が置かれていました。
突然鳴り響く、黒電話の着信音。
受話器を取ると、通話の相手は、対話型生成AI。
受話器を取り、向こうの問いに答えるとさらに気の利いた話を返してくれる『オブジェクト指向菩薩』という作品です。
スタッフの方は最後まで出てこなかったので、自由に楽しく鑑賞させてもらいました。
落合陽一個展『昼夜の相代も神仏:鮨ヌル∴鰻ドラゴン
/ Divine Duality: Sushi, Null, and the Eel Dragon in Edo's Cyclical Time and Space』
♦︎会期 2024年9月7日(土)〜10月27日(日)
♦︎開館時間 11:00~19:00 (休館日:月曜日)
♦︎会場 BAG-Brillia Art Gallery-
♦︎料金 無料
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