朱華 個展『思考する庭』
初めて朱華さんの絵を体感したのは、日本橋で開催されている「30の顔2024『前期』」。
体のパーツを題材にした絵は、見たこともない新しい不思議な世界。
理解は十分できないものの、調和が取れた洗練された美しさに心惹かれていました。
現在、東京・東銀座のGallery MUMON(歌舞伎座隣)にて、「朱華 個展『思考する庭』」が開催されています。
たくさんの作品が展示されていて、圧巻でした。
「現実と虚構の狭間をテーマに、心の内にある自分だけの世界を表現した作品」(ポストカードから抜粋)
題名をヒントに作品の世界観を理解しようとしました。
広大な迷宮に迷い込んだとまどいと、ワクワクする期待感が湧いてきます。
そして、・・・理解するのをやめました。
作品の美しさや魅力だけ堪能することにしました。
『沈黙する極夜』
『胡蝶の夢』
『小舟1』『小舟2』
『回廊』
『底のない夢』
『眠る島』
透明水彩絵の具で描かれた洗練された透明感。
色彩を抑えた作風は、とてもクール。
シンメトリー(対象美)の美しさが、なおさらそう感じます。
動きを感じさせる浮遊感のある構成。
・・・・、とても好きな作品の数々でした。
朱華さんの過去の作品を観てみたら、色彩豊かな作品もありました。
こちらも、とても気に入りました。
これからの活躍が気になる作家さんです。
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30の顔2024『前期』
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