魅力的な絵を描くための簡単ポイント2

色彩.png

 前回に引き続き、技術とは関係なく誰でも使える簡単ポイントをご紹介します。

絵を描く際に、一番目立たせたいものの色彩を考える。


 単純に目立たせる場合、反対の色(補色)を使うと効果的です。
色をじーっと見た後に残像として残る色が、この色です。

「黒」の反対は「白」。
パンダが人気がある理由は、印象に残るこの組み合わせの色彩もあるのかもしれません。

パンダ.png

「赤」の反対は「青緑」。
これに近いクリスマスカラーは、記憶に強く刻み込まれているはずです。

クリスマス.png

「黄色」の反対は「青紫」。
「黄緑」の反対は「紫」。
「緑」の反対は「赤紫」。
「青」の反対は「オレンジ」。

難しければ、暖かい色(暖色)の反対は寒い色(寒色)。
寒い色(寒色)の反対は暖かい色(暖色)と覚えておくと良いかもしれません。


暖かい色とは、人が見た際に暖かさを感じる色。
赤・オレンジ・ ピンク・黄色など。

寒い色とは、人が見た際に寒さを感じる色。
青みががった色。

黄緑、緑、紫は、冷たさや暖かさを感じさせ ない中性色。
ただし、寒い色と同様暖かい色と組み合わせると目立つので、子供たちには寒い色として教えています。

 色彩についてもう一つ。

目立たせたいものに強い色を使う場合は、周りに薄い色。
目立たせたいものに薄い色を使う場合は、周りに濃い色を使うと効果的です。



 作品を作る際に、色彩はとても大切な要素です。

レッスンの中で、くりかえし指導しています。


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