『からくりの森』

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 人は時の流れの中で生活し、その積み重ねが人生になります。
長い時の流れの中で人生は積み重なり、歴史になります。


人と時は切り離せないものであり、時を刻む時計はかけがえのない道具です。


 現在、東京・原宿の「Seiko Seed」(SEIKOのショールームギャラリー)にて、『からくりの森』が開催されています。
場所は、JR原宿駅前の建物WITH HARAJUKUの1階にあります。

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時を刻むという概念は残しつつも、新しい発想の時計。
正確性はありません。

作品を作り上げたのは、セイコーウオッチのデザイナー・小松宏誠氏(アーティスト)・ SPLINE DESIGN HUB とsiro(エンジニアリングデザイン集団 )の4組。

スタッフの丁寧な説明を聞かなければ、時計ということすら気がつかないかもしれません。

 床からの風で回転する、天井からぶら下げられたクラゲのようなモビール。

完全な美しいインテリアです。

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 動物の脚を未来的なデザインで作り上げた部品が、ピョンピョンと円を描くように飛び跳ねていきます。

見ていて、楽しくなります。

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 詩と共に壁に映し出される機械時計の映像。
文学的な美しさがあります。

和室の床の間に設置されたら、とても合いそう。

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 音で、時の刻みを理解する時計。

見るのではなく、聞く。・・・考えたこともない時計です。

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 実験的な作品を鑑賞することで、新しい発想や楽しみに出会えました。

時計に対する見方がさらに広がったように思います。

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『からくりの森』

♦︎2024年10月11日(金)–12月8日(日)11:00-20:00
♦︎会場 Seiko Seed
♦︎入場料 無料


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