個性から多様性の時代へ
歌手・俳優・タレント・モデルなどで活躍する、あのさんの『ちゅ、多様性。』が昨年ヒットしました。
最近、「多様性」という言葉を耳にすることが多くなりました。
「多様性」とは、一つの価値観にとらわれず、それぞれの多様な考え方・生き方・状況を受け入れることです。
日本人の考え方を取り上げた、米国人の文化人類学者ルース・ベネディクトが書いた『菊と刀』という有名な本があります。
欧米の「罪の文化」ではなく、日本人は他者の目を意識する「恥の文化」を持つ国民であると論じています。
人の目を意識する国民性のため、日本人は常識の中で考えたり行動することが多く、個性が生まれにくい社会とも言えます。
つめこみ教育だった学校にゆとり教育が導入されたのは、個人の生きる力や個性を伸ばす目的です。
ただし、学力低下が問題になり、現在は脱ゆとり路線へと変更されました。
「個性」は、人と違う特性を表現する事。
これまた、人の目を意識した考えたかもしれません。
インスタの現代社会。
他人と違うことは格好良いという考え方に縛られ、目立つことだけにこだわる人が多く見かけられます。
本当に大事な事は、「自分らしさ」ではないでしょうか。
「自分らしさ」の先に個性を見つけられたら、素晴らしいと思います。
いろいろな人の「自分らしさ」を受け入れる社会が、多様性社会です。
造形教室アトリエぱれっとでは、絵画・造形(工作)・漫画を学ぶ教室です。
大人しい外見や性格の子でも、派手な作品を作る事があります。
逆に華やかな外見や外交的な性格でも、とても落ち着いた作品を好んで作る子もいます。
年齢が上がり、作風が変わる場合もあります。
アートに正解はありません。
ゼロから創作するため、自分に向き合います。
制作を通して、自分でも気がつかなかった自分の特性を知ることができます。
物作りが好きな子は感受性が強く、内気な子が多いように思います。
不登校のお子さんも何割か通っていらっしゃいます。
レッスンの中で「自分らしさ」を知り、さらに個性が磨かれるように指導しています。
今日の自分より未来の自分がもっと好きになれたら、素敵だと思います。
「どの色も生かさなければ。」
日本の大正・昭和時代を代表する文豪である、武者小路実篤氏の名言です。
社会における多様性の大切さが込められています。
色に正解はありません。
すべての色に意味があるからです。
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