森の中に佇む小さい美術館
市原湖畔美術館から茂原に抜けるドライブの途中で立ち寄った美術館「museum as it is」。
なんと形容すればすればよいのか。
不思議な味わいのある美術館でした。
米屋さんの前の道の一本道を進んでゆきます。
森の中の細いくねくね道がひたすらに続いてゆきます。
向かい側から車が来たらどうすれば良いのか、心細い気持ちでハンドルを握っていました。
しばらく走った後に、おしゃれな公衆トイレのある野見金公園に着きました。
心底ホッとしました。
そこから歩いてすぐの所にありました。
「あるがままに」という名前のの小さな美術館。
森と同化した風情を感じる外観。
古物商のオーナーの依頼により建築家中村好文さんが設計。1995年に開館しました。
中に入ると、一瞬にして非日常の空間に彷徨い込んだ不思議な気分に浸れました
アフリカ・ヨーロッパ・東洋の国々で日常生活に使われた日用品・工芸品がさりげなく展示されています。
正直、展示されているものは、特に興味は引かれませんでした。
それよりも美術館の閑静な空間を楽しむ過ごし方が正解かもしれません。
奥の和室や2階のロフトも閲覧できます。
帰り際に、飲み物を頂けると声をかけられました。
しかし、暗くなる前に森を抜けたかったので遠慮させていただきました。
訪れた時は、スタッフの知人がいて談笑していたために、声をかけるのが遅くなったようです。
入館料は800円。
外のカフェテラスでの飲み物代込みなら、良いかもしれません。
開館しているのは、土日の10:30〜16:00です。
好みが分かれる美術館かもしれません。
非日常感をたっぷりと満喫できました。
この記事へのコメント