『亡狼の咆哮』: ぱれっと日記

2025年02月15日

『亡狼の咆哮』

　東京・新日本橋にあるギャラリー「美術實驗室夜」で開催されている『亡狼の咆哮』を観て来ました。

「狼」をテーマにしたグループ展です。

狼は、絵本の影響のためか、弱いものいじめをする性格の悪い悪役的なイメージがあります。

しかし、実際の狼は賢く、力強く賢い生き物です。

群れで行動する時は協力的であるものの、本来は孤独を好む性質があります。
決まったパートナーと生涯を共に過ごし、その子どもたちとの家族で行動します。

昔、狼を題材にした小説にハマっていた時期がありました。
それ以来、狼を題材にした小説・アート・映画に強い関心があります。

今回足を運んだ「美術實驗室夜」。

最初、見つけるのにとても苦労した隠れ家的な記憶があります。

壁の色は黒。真っ暗な室内に、作品がライトアップされて展示されています。
独創的すぎる雰囲気に、すっかり魅了されたギャラリーでした。

今回も心踊らせて、ギャラリーのドアを開けました。

それぞれ個性的な作品でしたが、特に気に入った作品。

小川香織さん。

「赤ずきん」を題材にした、可愛らしい少女と精霊的な狼が魅力的。

水内せいさん。

飼いならされた狼を題材にした、挑戦的な作品。
リードをつけられ、前髪を揃えされた狼の首像が印象的。

縦縞で構成された絵画が、美しく感じました。

『亡狼の咆哮』

♦︎会期　2025年1月31日(金)-2月16日(日)
♦︎時間　12:00〜20:00
♦︎会場　美術實驗室夜　東京都中央日本橋小舟町７−１３ 2F
♦︎料金　無料

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