大畑伸太郎個展『消えたい朝に猫がいた。』

絵画と立体を組み合わせた、見たこともない不思議なアート。
広島県生まれの大畑伸太郎さんの個展『消えたい朝に猫がいた。』を観に行きました。
場所は、東京・渋谷のヒカリエ8階の「8/CUBE1,2,3」。



10代から20代の前半にかけて、誰もが自分の心に真剣に向き合います。
日常にあふれる「光」は、時には考えるきっかけを作る事があります。
夜の街の明かり。
夜更かしした朝に見る朝日。
暗い部屋で見つめるスマホの明かり。
日常にあふれる「光」を通して、人とのつながり、未来に対する希望を感じたりします。
今回鑑賞した個展の作品は、「光」の扱い方がとても秀逸。
光に合わせた透明感のある色彩の組み合わせた方が、とても美しく感じました。
映画のワンシーンのように、光を中心に空間が存在しているようです。
YOASOBIの曲がピッタリはまりそう。
「世界の片隅で」


「扉」


「光の境界線」

「消えたい朝に猫がいた。」

また、絵画と立体を合わせているため、観る角度により、違う魅力があります。
左右だけでなく、下から観るのもお勧めです。
「虹」


「世界一安全な場所」



受付で小冊子の画集を買いました。
個展では展示されていない作品で構成されているため、別の個展を鑑賞するような満足感がありました。

ありがたいことに、作家本人が画集に、可愛い自画像キャラクターを描いてくれました。
そして、少しだけ話をする事ができました。
「扉」という作品が特に好きだと伝えると、今回のシリーズのきっかけになったと教えてくれました。
何度もくりかえし鑑賞してから、会場を後にしました。
素晴らしい個展でした。
大畑伸太郎個展『消えたい朝に猫がいた。』
♦︎会期 2025年4月 5日(土) - 2025年4月10日(木)
♦︎時間 11:00 - 20:00 ※最終日は17:00まで
♦︎会場 8/CUBE1,2,3 (東京・渋谷のヒカリエ8階)
♦︎料金 無料
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