POLYGON1993展『PARADIGM SHIFTERS -時空交差点-』

POLYGON1993は、グリッチアートを使ったデジタルアーティストです。
グリッチアートとは、デジタルデータを人工的に手を加えて、画像・映像・音声のエラー(グリッチ)をアートに変換させたものです。
POLYGON1993を初めて知ったのは、昨年、東京・原宿で開催された『新世界』というグループ展。
未来的な装甲具を身につけた少女の姿をしたヒューマノイドの絵に心を鷲掴みされて、一瞬にして大好きになりました。
ただし、フランスの作家であまり情報もなかったため、もう観れることはないと思っていました。
そのため、今回の個展『PARADIGM SHIFTERS -時空交差点-』は、うれしさいっぱいです。
場所は、東京・広尾のギャラリー「THE HARMONYST」。

1階は、音楽を聴きながらコーヒーを楽しめるカフェのような内装でした。


なんと、『新世界』で観た作品が展示されていました。
ここのギャラリーが購入したようです。

感激の再会!
何度観ても、素晴らしい作品です。
2階には、新作の作品がいろいろ展示されていました。


刺激に満ち溢れたな作品に、一気に気持ちが高揚します。

一昔前に音楽の録音に使われたMDを巨大化した作品は、存在感たっぷり。
円盤部分が回転しているため、照明を反射して、キラキラと輝いて見えます。

カードゲームや日本の酒造メーカと共同開発した日本酒も展示されていました。


POLYGON1993は、大手のアートプロダクションに今後所属する予定なので、さらに作品の値段は高騰すると話を聞きました。
作品数はそれほどありませんでしたが、大満足の素晴らしい個展でした。
再来日がある事を心から期待しております。
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