TOPPAN印刷博物館

 大泉洋さんと成田凌さんが登場するインパクトのあるCMで有名な「TOPPAN」

TOPPAN TVCM「TOPPA!!! TOPPAN すべてを突破篇」30秒


その「TOPPAN」が100周年記念事業の一環で設立した、印刷に関する博物館「TOPPAN印刷博物館」

ちなみに館長は、小説家の京極夏彦。
普通の博物館の訳がありません。


 TOPPAN小石川本社ビルの地下1階にありました。

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 チケットを購入してから中に入ると、プロローグの、大きくカーブを描く回廊が目に飛び込んできます。

回廊の壁には、印刷の歴史が分かる展示物が配置されています。

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フィギュアサイズの人物と印刷状況がジオラマで設置してあるので、子どもでも理解しやすくとても楽しめます。

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一番印象に残ったのは、2013年に製作された最も小さい印刷物の「マイクロブック」

ギネスブックに認定されています。

あまりの素晴らしさに、作った方に心の中で拍手喝采を贈りました。

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 回廊を抜けると、とても広い展示室があります。

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近代から現代の印刷の歴史が分かりやすく学べます。

スタンプを重ねると、印刷博物館限定のカレンダーを作れるコーナーもありました。

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小学生の夏休みの自由課題に、ここの見学は最適かもしれません。


 この博物館に来た本当の目的は、ここからてす。

「デジタル文化財ミュージアム KOISHIKAWA XROSS観覧ツアー」に参加しました。

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画像元:TOPPANホームページ

「デジタル文化財ミュージアム KOISHIKAWA XROSS®」開設


とても人気があるプログラムなので、事前のネット予約が必要です
直前では予約が取れないので、早めの予約がオススメです。

博物館の入館料の他に観覧ツアー用の観覧料が掛かります。

開催日は、土曜日・日曜日・土日に続く祝日。
一日3回のプログラムで、各回18名限定です。

最初に、横20m高さ5mの大型LEDカーブビジョンの前に通されます。

今回の題目は、『金峯山寺』

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VR作品『金峯山寺』紹介映像


16Kというとんでもなく美しい映像が流れます。

私が観たプログラムは、最初はSF映画のような度肝を抜く演出がありましたが、その後はドキュメンタリー的な映像に変わりました。

とにかく映像がきれい!
クラクラするレベルです。


次に他の部屋に通され、コントローラーを触りながら、文化財鑑賞を3次元的に体感できます。

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美しさにあふれる演出は、まさにアート!

 知的好奇心と娯楽性が同時に満足できる施設でした。


TOPPAN印刷博物館
https://www.printing-museum.org/guide/floormap/

♦︎所在地 東京都文京区水道1丁目3番3号 TOPPAN小石川本社ビル
♦︎アクセス 東京メトロ有楽町線(4番出口)より徒歩約8分
♦︎電話 03-5840-1567
♦︎開館時間 10時〜18時(入場は17時30分まで)
♦︎休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)・ 年末年始 ・展示替え期間
♦︎料金 一般500円・学生200円・高校生100円・中学生以下および70歳以上の方無料
[デジタル文化財ミュージアム KOISHIKAWA XROSS観覧料]一般(高校生以上)500円・中学生以下および70歳以上の方無料
 

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